にきび跡、治療・原因・対策ガイド<脱!ニキビ痕>

にきび跡 エステサロンオーナーをしている管理人です。私はニキビ痕、潰すのが好きでいっぱい痕が残ってしまいました(涙) ニキビ跡を消したり隠したりする方法について、仕事柄勉強しました。凹凸クレーターやあばたの治療は、お肌を傷めつけてコラーゲンを沢山出させて治すのが基本であり、自宅ケアならピーリング・ゴマージュがおすすめです。早くキレイにするなら美容整形外科でフラクショナルレーザー・サーマクール・ダーマローラーが現在有効です。まずは自宅ケアからはじめてみると良いですよ。

<病型の変化>


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にきび跡の治療・原因・対策について。

ニキビの原因《ニキビが悪化するまでの変化》
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ニキビは様々な原因でできますが、
面皰(めんぽう)になることからはじまるのは
どのニキビも同じです。

面皰(めんぽう)はコメドとも呼ばれます。

面皰(めんぽう)は毛穴の出口がふさがれて、
皮脂が溜まってしまい角質と混ざって塊になった状態です。

面皰(めんぽう)の毛穴が開いて、皮脂が酸化し
先端が黒くなっているものが「黒ニキビ」。

毛穴が完全にふさがれて白くふくらんでいるものは
「白ニキビ」と呼ばれます。

これは初期の段階なので、除去してしまうのが一番。

ですが、炎症性のものだと除去することで
ニキビの悪化を招くことも。

その場合は、自分で処理してしまわずに
病院で診断してもらうことをおすすめします。


面皰(めんぽう)の状態から、次は
紅色丘疹(こうしょくきゅうしん)に変化します。

「赤にきび」と呼ばれる状態です。
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これは、面皰(めんぽう)の状態を放っておいて、
毛穴の中でアクネ菌などのニキビ菌が皮脂をエサに
増殖し周囲組織に炎症を起こしているのが原因なのです。

炎症によって腫れた状態なので赤くなるわけです。

さらに、炎症して膿んでしまうと
赤ニキビの頂点に黄色や白色の膿の塊が見え始めます。

これが膿疱(のうほう)の状態です。

「黄ニキビ」と言われ、にきびの中では重症です

もっと炎症が進んでしまうと硬結(こうけつ)や膿腫(のうしゅ)に
なります。

これは、皮膚の深くにも膿がたまってしまいしこりになって
しまっている状態です。

ここまで来てしまうとニキビの末期段階です。

こうなると絶対につぶしてしまってはいけません。

皮膚組織が壊れてしまい、ニキビ跡「あばた」になってしまいます。

一度「あばた(クレーター)」になってしまったら
改善するのは容易ではありません。

色素沈着も伴ってしまうケースが多いので、
外科的な治療が必要になるのです。

「ニキビ痕」をつくらないためにも、
ニキビの状態を見極めて
その段階ごとに適切な処置をしましょう。
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ニキビができると、
「おでこにも、頬にもあごにもできた...」と
いくつできてしまったのか、数のことが気になりますよね。

でも、ニキビのケアには、何個できたのかよりも
ニキビの状態がどうであるのか、を踏まえることが大切です。

白ニキビと黄ニキビは一見似ているように見えます。

でも、皮脂が詰まっているだけの白ニキビと
膿を蓄えてしまった黄ニキビでは当然悪化の程度は違うのです。

それぞれに必要なケアをして、あばたを残さずに
ニキビを治したいですね。

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