ケミカルピーリング用薬品
ケミカルピーリング用薬品<にきび跡治療>
ニキビ跡の治療に、「ケミカルピーリング」という方法があります。
ピーリングとは、皮膚の角質(場合によっては真皮層まで)を除去する技法の総称です。
ケミカルピーリングとは、このピーリングのうち、一部酸を使用して行う化学的角質溶解法を指します。
ケミカルピーリングの種類 にきび跡治療
1)表皮のみに作用する薬剤を使う方法 : Superficial Peeling(AHA、BHA)
2)真皮層まで作用する方法 : Medium Depth Peeling(TCA)
3)真皮層の下層まで達する方法 : Deep Peeling(Phenol)
が、あります。
にきび跡治療にて使用される、
ケミカルピーリング用の薬品について
1)のAHAとは・・・
AHAとは、アルファヒドロキシ酸(α-Hydroxy Acid)の略称です。
俗にフルーツ酸と言い、フルーツに多く含まれる成分です。
AHAには、皮膚の角質層の結合力を弱める作用があります。
これにより、古くなった角質層が皮膚に残っていることからくるクスミを、改善することができます。
また、角質層が厚くなることによる皮膚のカサつきを防ぐこともできます。
使用例として、化粧品成分やケミカルピーリングに用いられます。
にきび対策用化粧品に、入っていることがあります。
αヒドロキシ酸には、いろいろな種類があります。
・グリコール酸・・分子量が小さく浸透しやすい、細胞生成効果あり
・乳酸
・Tertaric Acid
・Citric Acid
・α Hydroxy Octanoic Acid
・α Hydroxy Decanoic Acid
薬剤濃度 : AHA10%以下の場合、 水分保持効果があり、 化粧品や、エステティック関係で使用されます。
薬剤濃度 : AHA20%以上の場合、 角質代謝の亢進や真皮の細胞活性の効果あり、医療機関で使用されます。
フルーツ酸は、肌の表面(0.2mmほど)にしか浸透しないと言われています。
濃度や肌・にきび跡の状態によって、浸透する深さは、変わってきます。
1)のBHAとは・・・
BHAとは、
・ベータヒドロキシ酸
・サリチル酸
などあり。
2)のTCAとは・・・
TCAとは、トリクロール酢酸です。
ほかに・・・
・ジェスナー液
・フェノール
などがあります。
角質層や表皮内のピーリング用薬剤
・AHA
・BHA
・ジェスナー液
真皮層まで作用するヒーリング用薬剤
・TCA
・フェノール
トピックス
・欧米では、真皮にまで及ぶ深層ピーリングが行われています。しかし、アジアでは、深層ピーリングはほとんど行われていません。
・日本人の肌は、欧米人と比べて敏感・皮膚再生力が弱いため、比較的安全に使用できると言われているAHA(フルーツ酸)一般的に使用されています。
・ケミカルピーリングは、日本で紹介された初期の頃、欧米並みの深層ピーリングが行われたため、トラブルが多く報告されたそうです。
・今では、にきび治療、にきび跡治療の方法として、広く一般的に行われています。
・ピーリング剤の濃度が高ければ高いほどピーリングは深く・きつくなります。また、pH値が高ければ高いほどピーリングは浅く・弱くなります。
・医療機関で使用されるピーリング剤のpH値は、2.6くらい(強酸)です。
・エステで使用されるピーリング剤のpH値は、4くらい(弱酸)です。
・ピーリングの深さの基準は、ピーリングの種類、濃度、pH 、肌にのせている時間で変わります。

にきび跡の治療・原因・対策について、基本情報をガイド。あばた・クレーター・色素沈着してしまったニキビ痕の治療の情報や、にきび跡を残さないための予防、ニキビの原因の情報を掲載。にきび跡の治療は、美容皮膚科・美容外科・美容整形外科などで行われています。顔・背中などパーツごとに治療法があるようです。ニキビ治療には、内服、漢方、外用剤などの薬が用いられます。大人も青年も皮膚科に定期的に通い、気長に改善するのを待ちます。洗顔、化粧品、スキンケア、最近ではプロアクティブなど気になる商品が目白押しです。