ホストファミリー体験記 1 sam

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ホストファミリー体験記 1 sam

~初めての受入~

友人からホストファミリーの話を聞いた。
子どもの英語教育に熱心に取り組む日々。

海外で催されているサマーキャンプや親子留学に興味を持っているが、海外までとなるとなかなか思いきれない。
日本に居ながら、生の英語に触れる、それも長時間。

『ホストファミリー』これはいい!と思った。
娘に話すと大喜び。
夫もなんとか説得できた。

さて、どんな人を希望しようかと家族会議。
子どもが大好きで夫とビジネスの話しができる人にしようという話しになった。

   ☆、。.:*:.゜`★

いよいよSamがやって来た。
重いバックパックを肩にかけ、少々疲れ気味。

大興奮の娘は臆することなく話しかける。
かたこと英語と体を使って。

Samが答えるとそれをリピートする。
Samは娘にはゆっくりと話しかけてくれる。
この調子でいくとSamがいる間に随分英語は上達するだろうと確信した。

夕食後、Samがお土産をくれた。
自分の故郷アメリカ合衆国ウイスコンシン州の名産、ドライクランベリー、メープルシロップ。

私の大好物。
「ありがとう!!!Sam」と思わず日本語で言ったが、分かったようでうれしそうに 「You are welcome.」と答えてくれた。

そして、ウィスコンシン州の絵葉書を一枚、一枚丁寧に娘に説明し、プレゼントしてくれた。
なんと心のこもったプレゼントなのだろう。

感動した娘の宝箱には今も絵葉書が入っている。

何所へ行ってみたいかと聞くと、私達に任せるというので、浅草めぐり後お台場へ水上バス ヒミコで行くことにした。
何所へ行っても驚いてくれるので、娘は本当に面白がっていた。

夫ともビジネスの話で盛り上がっていた。
Samは夫の仕事内容に関心があるようで、夫は質問攻めにあっていた。
なんとか上手く説明したようだ。

私の作った食事は美味しい!と言ってたくさん食べてくれ、料理にも興味があるようで、作り方を聞かれたのには驚いた。

異文化に興味を持ち、日本という国を知りたい気持ちが強いのだろう。
好奇心旺盛な若者は日本文化にスムーズに対応しているようだった。

たった、4泊5日。
あっという間だった。

礼儀正しい、几帳面なアメリカの青年は、布団をきちんと折りたたみ、ありがとうと丁寧におじぎをし、出て行った。
娘はとてもやさしくしてくれたSamが大好きになり、アメリカという国にも興味を持ち、英語を学ぼうとする態度も前向きになった。

いつか、Samのいるアメリカへ行くことを夢みている。
英語を学ぶ動機付けとなった。

今も時折、メールのやりとりをしている。
日本での経験は彼にとってもとても有意義なものだったようだ。

Samにとっても私達にとってもかけがえのない思い出となった夏だった。


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